まぼろしのチャイニーズ・ラグを現代に

まぼろしのチャイニーズ・ラグを現代に
MUNI CARPETSはオーナーである楠戸謙二氏が 1987年に 一枚のアンティーク・チャイニーズ・ラグと出会ったことから 始まっています。 
楠戸氏は その時を経て 深まり熟成した 「藍」の色に引き込まれまれ アンティーク・チャイニーズ・ラグの 蒐集と研究を進めるうちに ”クラシカル・チャイニーズ・ラグ” と呼ばれる 明朝から清朝初期に 宮廷へと献上された 幻の絨毯の存在を知ります。 その美しく、文化的価値のある絨毯を 再び現代の生活に 蘇らせたいという 強い想いが パートナー張力新氏との 出会いを導きました。
張力新氏は 楠戸謙二氏の想いに共感し パートナーとなり 1989年”クラシカル・チャイニーズ・ラグ”復興プロジェクトの第一歩を 踏み出すことになります。 
当時は途絶えていた 手紡ぎの技術や 植物染料を研究・指導するなど それはまったくゼロからのスタートでした。 以来 MUNI CARPETSは 張力新氏と楠戸謙二氏のパートナーシップによって「無二」、すなわち「真」のカーペットをお届けしたいという想いで 作り続けられています。

MUNI CARPETS 誕生の原点

永きにわたる中国絨毯の歴史の中、一際気品に満ち、洗練されたラグの一群があります。 それらはクラシカル・チャイニーズ・ラグと呼ばれる 明朝末期から清朝初期(16世紀~18世紀)に宮廷への献上品として製織された品々です。 20世紀初頭、NYのオークションで公開された後、当時の上流階級の人々に羨望の眼差しで迎えられ、瞬く間にステイタスシンボルとなりました。その品格のある美しさは、ルイス・カムフォート・ティファニーやココ・シャネル、フランク・ロイド・ライトなど欧米のデザイナーや建築家を魅了しました。

19世紀以降 クラシカル・チャイニーズ・ラグはその独特の美しさを次第に失い、20世紀に入ると清王朝の滅亡により宮廷工房は途絶えてしまいました。その後絨毯の生産は海外マーケットに向けて作られるようになり それらは商業主義のデザイン、機械や化学染料によるものとして世界に広まっていったのです。現代クラシカル・チャイニーズ・ラグは世界の宝として有名な美術館においてコレクションされています。MUNIはこの世界的に貴重な染織文化を現代に受け継ぐため、NYメトロポリタン美術館、北京故宮博物院などの協力を得、製作技術や文様の調査、または歴史研究を基にMUNI CARPETSの製作を行っています。

MUNI CARPETSのアートディレクションは、一枚一枚すべてオーナー・楠戸謙二氏が手がけています。
長年にわたり研究を重ねてきたクラシカル・チャイニーズ・ラグの美しさを熟知した上で、楠戸氏の美意識のもと、”クラシック”の中から”モダン”抽出し「時空を超えた新しさ」をコンセプトとしてディレクションを行っています。

MUNI CARPETSの工房は中国西北部の甘粛省にあります。
なぜなら、この地はかつてクラシカル・チャイニーズ・ラグの産地であったからです。
宮廷用の最上級の絨毯は、敦煌芸術に代表される西域の高い文化、 黄河上流域の豊かな自然に育まれた最高級の羊毛、そして植物染料の発色に大きな影響を与える祁連山脈からの雪解け水があってこそ生まれてきたのです。 MUNI CARPETSはこの歴史的な聖地で、古来の伝統的製法を今に甦らせ独自に制作しております。

ウールという素材「冬は暖かく、夏は涼しい」という性質があります。夏は熱いのでは…と敬遠されがちなウールですが、羊毛の繊維の一本一本は"クリンプ"と呼ばれる縮れがあり、この縮れの為に繊維と繊維がしっかりと複雑に絡み合い、その中には60%もの空気を含んだ厚い層ができます。乾いた空気は、断熱性の最も高い物質。繊維組織内の空気が外部の暑さ寒さを遮断する為、ウールが冬は暖かく、夏に涼しいのは、この為なのです。
「水を弾き、湿気を吸収・放湿」する相反性質もウールの特徴です。ウールは油分を持ったうろこ状の表皮に包まれており、その表皮が水滴や汚れを弾き「クリーンな繊維」であると同時に、表皮内は逆に親水性で、気体となった水蒸気は表皮の細孔を通過し、親水性の層にどんどん浸透していきます。ウールに吸湿された水分は液体状となっていますが、この水分を放出するときに気体となるのです。まさに“生きている素材”なのです。
またウールはタンパク質でできている為、「燃えにくく安全な繊維」とも言えます。火源を取り除けば、ごくわずかな時間くすぶるだけで自然に消化するのです。石油から製造された合繊と違い、煙の発生も少なく有毒ガスがほとんど出ない事などから、最も安全の求められる航空機内部や、消防服等にも使われています。
この様に、ウールは不思議な機能を沢山持ち合わせており、人間がどんなに技術を駆使して考え出した化学繊維も、あらゆる機能を兼ね備えた神秘の繊維『ウール』には及ばないのです。
製造過程や廃棄物の処理過程に於いて多くの問題を抱えている合繊が全世界の総繊維生産量の半分以上を占める中、ウールはその中でもわずか数パーセントに過ぎません。しかしウールは人間に優しいすぐれた性質を持った繊維であるばかりでなく、環境を汚染する物質が多い中、地球にも優しい繊維と言えます。

MUNI CARPETSは天然藍と原毛色の繊維製品の安全性を検査し認証する
世界で最も権威ある機関「エコテックス規格100」のクラス1という
最も厳しい認証を、ウールカーペットでは世界で初めて取得するほど環境意識の高いブランドです。

MUNI CARPETS人気の秘密は吉祥文様です。
文様に使われる「蓮」は繁栄、「龍」は魔除け、「雲」は良い運気をもたらす…等々、
MUNI CARPETSに織り込まれた文様ひとつひとつに、深い祈りと願いが込められています。ご家族の幸福や、繁栄への願いが織り込まれたカーペットで、よい気を呼び込み気持ち良く、そして素敵に暮らしましょう
クラシックとモダン、東洋と西洋のエッセンスをミックスしたエクレクティック(折衷)スタイルのMUNI CARPETSを是非ご自宅でお楽しみください。

折々では店頭にてMUNI CARPETSをご紹介しております。

お玄関敷き、廊下、リビング、ソファの足元、チェスト前、ベッドサイドなど足元を飾ることであらゆるシーンを美しく、そしてカッコよくしつらえることが出来る唯一無二のカーペットはおすすめです。