ソファの座り心地を底で支える

【 イタリア製最高グレード 「ウェービングテープ」 】

ソファはクッションだけでなく、クッションを支えるベースの構造が重要です。
ソファの底を支えているのはウェービングテープ、クッションにかかる体重を緩やかに支えます。
このテンションの具合いと、クッションが組み合わさり、長時間座っても疲れない、体圧分散に優れた座り心地を作り出すのです。
Sバネやコイルスプリングとの違いは揺れや振動が残らないこと、例えば隣の人が立ち上がったりドスンと座ったりしても振動の伝わり方が少なくあまり揺れたりしないですし、ギシギシ音もしません。20~30年前のウェイビングテープは品質が不安定なモノが多かったようですが、今は技術の進化と共に良質の素材、良質の座り心地を実現する素材として一流メーカーの高級ソファに採用されています。
イタリア製 最高級ウェイビングテープ(緑色の帯)を国内では唯一、直輸入して使っています。
3人掛けのSofaでは、1本あたり20kgのテンションを掛けたテープを30本使用。20kg×30本=600kgの力で支えています。
世界最高クラスSofaでウェービングテープの張り幅は通常6cm間隔ですがソファは3cm間隔となっています。
業界ではオーバースペックといわれる程ですが、そこが居心地の良さと耐久性を追求した結果、ゆとりの部分になります。

イタリア製最高グレード 「ウェービングテープ」

罫書き ウェービングテープを留める位置にしるしをします

テンションを張った位置にウェービングテープを留める為にしるしをします

グッと引っ張ってテンションが掛かった状態をタッカーで留めつけます
これぞ職人技 写真では伝わりにくいですが あっという間に作業は進んでいきます
お見事という感じで テンポよく ウェービングテープが張られてしましました。

最後にタッカーで留めた部分を金鎚で慣らす作業 
一つ一つの作業は お客様が安心してソファを使うことにつながります

ソファの感触 「ウレタン」

木製のフレームを直接感じることのないように ウレタンという素材でコーティング
耐久性と耐荷重性に優れている 「高密度ウレタン」や「チップウレタン」を使用 

座り心地と耐久性を実現するソファのクッションには、1㎥ 50~75kgもの高密度ウレタンを惜しげもなく使用しております。
一般的なソファが、1㎥ 20~30kg程ですので、2~3倍以上もの高密度ウレタンを使用していることになります。
この高密度ウレタンが深みのある座り心地と、 抜群の耐久性を生み出すのです。
モデルの違いや、使用する部位により、密度の違うものを層積して堅さを調節し、座り心地に個性を出しています。
長期ご使用で消耗した場合でも、ウレタン部分だけの交換も可能です。
新幹線のグリーン車の座席にも採用されている高密度ウレタンはおよそ15年で交換されるので、ご使用方法の差はございますが一つの目安

白く見えるのはウレタン、御影石のように見えるのはチップウレタン

チップウレタンとは、スポンジの端材を粉砕し(再生)、接着剤をブレンドして型に入れ蒸気で押し固めて圧縮成型したリサイクルされたスポンジ。圧縮してあるので普通のウレタンに比べ、ヘタリにに強い素材。ウレタンフォームには断熱性、電気絶縁性が大で耐水性もあるすぐれた性質があり、チップウレタンは繰り返し圧縮永久歪が小さく、緩衝特性に優れているので緩衝材として素晴らしい素材です。
ソファの内側に入ってしまう部分ですから耐久性がある素材を使っています。

職人の手仕事で1つ1つ丁寧につくられるソファ

しっかりと張られたウェービングテープの上にチップウレタンを敷きます。
ベルト状のウェービングテープのメッシュ感覆うチップウレタン
こうすることでソファの底は面状になりどこに座っても心地よいという安心感につながります。

繊細な心遣いは女性ならでは、細部にこだわりソファは完成へと向かいます

密度の違うウレタン素材を組み合わせることでソファのモデルごとに個性が出ます。

見た目のデザインと座った時の印象が一致するように一台一台バランスを変えてあります。

【 愛のあるものづくり 】

ソファメーカー社長の「ソファ愛」が社内にそしてお客様に伝わることを実感しました。
orioriでご紹介しているソファは オーダーメイドの仕立て屋の手によって 仕上げられています。

【 メーカーのプライドと責任感 】

「うちの商品には自信があります。 もしも何かあったら何年経っていても対応します。」
ソファメーカー社長の言葉に作り手のプライドを感じました。
社内の空気感が まっすぐお客様の方向を向いているところが気持ちいい
すばらしい企業だから 素晴らしい製品が出来上がるわけです。

取材・写真 oriori